FOREX CHART ANALYSIS BY USING FOURIER TRANSFORM

2015/08/23

Posted on 8/23/2015 by Ryoun Kasai in ,
メリマン理論においてオーブ以上に重要となるのは、支配性の概念であろう。

一つの大きいサイクルは、複数の小さいサイクルを内包する。そして、大きいサイクルは、小さいサイクルに対して支配性をもつとメリマンはいう。

サイクルがより小さいサイクルから構成されるというのは、さほど珍しい考え方ではないかもしれない。たとえば、エリオット波動の理論にも見られる。だが、まずはメリマンによるサイクルの分類を見ていこう。

■ 長期サイクル Long-term cycle
次に述べる、プライマリー・サイクルよりも長期に渡るサイクルの総称。期間はさまざまで、数ヶ月から数年に及ぶものまである。

■ プライマリー・サイクル Primary cycle
メリマン・サイクル理論において基本となるサイクルである。銘柄、通貨ペアによって差はあるが、おおむね17~18週程度。

■ ハーフ・プライマリー・サイクル Half-primary cycle
文字通り、プライマリー・サイクルの半分の長さのサイクル。プライマリー・サイクルが18週であれば、9週である。

■ メジャー・サイクル Major cycle
プライマリー・サイクルの中に通常3個、ときに4個含まれる5~7週程度のサイクル。ハーフ・プライマリー・サイクルより重要であり、出現の頻度は80%を上回る。

■ トレーディング・サイクル Trading cycle
メジャー・サイクルの中に通常2個含まれるサイクル。2~4週程度。

当ブログでは週足、日足のデータにフーリエ解析を行っている。週足からプライマリー・サイクル、日足からメジャー・サイクル、それぞれ測定する方法を述べる予定である。したがってサイクルの名称は、ご記憶いただくのが望ましい。

とはいえ、名称以上に重要なのは、大きいサイクルの小さいサイクルに対する支配性である。メリマンによれば、大きいサイクルが終了する際、より小さいサイクルに歪みが生じ得るという。歪みとはオーブを逸脱した延長、または短縮である。

週足から調べたプライマリー・サイクルに、より長期のサイクルが、突如として歪みを与える可能性もあるわけである。もっとも「突如として」と感じるのは売買するわれわれであり、数ヶ月前、数年前から決定されていたのかもしれないが。いずれにせよ、月足による長期サイクルの測定も必要となろう。これについては現在、調査中である。