FOREX CHART ANALYSIS BY USING FOURIER TRANSFORM

2015/09/06

Posted on 9/06/2015 by Ryoun Kasai in , ,
30のラインを上抜いたら買い、70のラインを下抜いたら売りのサイン……とは単純にはいかず、有効な売買サインを求めて、さまざまな工夫が凝らされているようである。RSIにトレンド・ラインを引く人もいれば、移動平均線を引く人もいる。

といって、30を上抜いたら云々も否定しきれないのが、RSIの難しいところである。

読者諸兄姉も、それぞれの投資スタイルをお持ちのはず。取引スパンもまちまちで、数日ベースの方もいれば、数時間ベースの方もいらっしゃるだろう。ここで細かく売買サインのようなものを書いたとしても、お役に立つとは限らないない。

売買サインについては、軽く触れるにとどめおく。以下における眼目は、サイクルの開始と終了、およびRSIの数値が、どのような関係を持つかをご覧いただくことである。そこから売買への、なにかしらのヒントをご提供できればと思う。

さて、フーリエ変換による分析-概要で述べたユーロ/ドルの値動きを、ここで再確認しよう。プライマリー・サイクルは、2011年1月10日に始まり5月23日に終了している。内包される小さなサイクルの終了日には、次のように番号づけをする。

①1月10日:Primary cycle bottom
②2月14日:Major cycle bottom
③3月11日:Half-primary cycle bottom
④4月18日:Major cycle bottom
⑤5月23日:Primary cycle bottom

フーリエ変換による分析では、③⑤はほぼ予測通りであった。これに対し②④は、予測との間に1週間のずれがあった。オーブの範囲内とはいえ、実戦における1週間のずれは手痛い。実戦に併装する武器として、RSIが役立ってくれるかどうか。

まあ、これが驚くほど役立つから、われわれは秘策と呼んでいるのだが。



ユーロ/ドルの4時間足である。チャート内の①がプライマリー・サイクルの開始、2011年1月10日を示している。さすがに大底だけあって、30のラインを抉るように割り込んでいる。②がメジャー・サイクルの終了、2月14日である。