9月30日の記事では「上昇トレンドである」と書きました。 しかし、改めてチャートを眺めてみると、これが上昇トレンドなのかどうか。ちょっと疑問がわいてきます。現行プライマリー・サイクルが下降トレンドであった場合、それぞれのサイクルのトップとボトムがどうなるか、チャート内に略号で示してあります。
PB:プライマリー・サイクル・ボトム Primary cycle bottom
PT:プライマリー・サイクル・トップ Primary cycle top
1/2PB:ハーフ・プライマリー・サイクル・ボトム Half-primary cycle bottom
1/2PT:ハーフ・プライマリー・サイクル・トップ Half-primary cycle top
MB:メジャー・サイクル・ボトム Major cycle bottom
MT:メジャー・サイクル・トップ Major cycle top
PT:プライマリー・サイクル・トップ Primary cycle top
1/2PB:ハーフ・プライマリー・サイクル・ボトム Half-primary cycle bottom
1/2PT:ハーフ・プライマリー・サイクル・トップ Half-primary cycle top
MB:メジャー・サイクル・ボトム Major cycle bottom
MT:メジャー・サイクル・トップ Major cycle top

ここから急騰して、メジャー・サイクル第3波の天井が作り直されることもなければ、その天井が、8月24日の高値を超えることもないでしょう。つまり、8月24日の高値が、現行プライマリー・サイクルの天井となります。
①プライマリー・サイクルの天井がメジャー・サイクル第1波の位相で形成される。
②プライマリー・サイクルの前半部において、その天井が形成される。
②プライマリー・サイクルの前半部において、その天井が形成される。
これは下降トレンドに見られる特徴です。とすれば、現行プライマリー・サイクルは下降トレンドでなくてはなりません。そうだとしても売り、または戻り売りというシナリオに変わりはないのですが、ただ次の点が重要となってきます。
プライマリー・サイクル終了時には、開始時の安値1.0808を割り込むはずです。
その終了の予測なのですが、まず44日サイクルが11月16日に最小値をとります。一目均衡表で見ますと、11月19日が9月23日からの一期二節であり、10月15日からの一期でもあります。11月20日は、8月24日から65日目となります。
11月19~20日だとすればユーロ/カナダドル、プライマリー・サイクルの終了予測とも重なることになります。ちょっと興味深いです。