
ユーロ/ドルの日足チャートです。昨晩、1.0592の安値をつけ、計算値1.0598、1.0597を実現しました。サイクル開始の7月第4週からは19週。8月24日からは66日、10月15日からは、二節に2日だけ多い28日を数えます。
サイクル転換の条件としては、綺麗に決まった感があります。
ECBの追加緩和、米利上げといった思惑から、多勢の予想はユーロ安へと傾いています。そうした中で新しいサイクルが開始し、さらにクリスマス休暇前のショート・カバーも入って大幅に上昇したりすれば、面白い展開になるでしょう。
ただ面白いからといって、その通りになるとは限りません。
確認事項としては、これ以上ぐずぐずと下げないこと。今日、明日中であれば、まだ基本数値の示す日柄の範囲内でしょう。 しかし、週末あたりに1.0592を割るようなら、今回はサイクル転換ではなかったと判断するしかありません。
今回がサイクル転換でなかったとすれば、次回の予測日は10月15日からの一期一節、11月30日。54日サイクルが最小値をとる12月2日。8月24日からの一巡、12月7日。このあたりになるでしょう。目標値は1.04台後半です。
しかし、値頃といい日柄といい、昨夜以上の決まった感があることは稀でしょう。われわれのシナリオは、反発上昇を期待しながらの様子見です。