2015/11/30
Posted on 11/30/2015 by Shigehisa Tagawa in AUD/NZD, フーリエ変換による分析
日足です。実現した計算値は、とくにないようです。
10月30日からは、11月24日は二節に1日だけ多い18日目。11月25日が19日目。そうした日柄を理由として、先行スパンに跳ね返されたかたちでしょうか。とするならば、ここがメジャー・サイクルの天井になるはずです。
プライマリー・サイクルが4月第2週で終わるのか、6月第2週で終わるのか。上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか。まだ不明で、予測がつきにくくなっています。
ただ今回のサイクルの特徴として、初動の大きさが挙げられます。11月4日の高値からとったE計算値は、今後、なんらかのかたちで実現されなければなりません。
仮に11月25日がメジャー・サイクル第1波の天井であったとすれば、第2波以降でその天井を超え、計算値1.1265が実現されるはずです。そうなれば、今回のプライマリー・サイクルが上昇トレンドである可能性は大きくなります。
メジャー・サイクルが底をつけたとき、さらにはっきりしたことが判明するでしょう。ひとまずは様子見ですが、11月25日が天井であることが確認できたなら売りです。
Search
Popular Posts
-
以下では2013年にさかのぼり、フーリエ変換に一目均衡表、ギャン・アングルを用いながらドル/円の分析をおこなう。いわば、 フーリエ変換による分析の概要 の応用編である。現在のドル/円の分析については、 メールマガジン をご参照いただきたい。 一目均衡表を少しでも聞きかじっ...
-
伝説のトレーダーW. D. ギャンの分析手法の中でも、もっともよく知られているのはギャン・アングルであろう。 チャート上に45度の角度、つまりアングルで引かれたライン。価格と時間とが1対1で均衡したものとして、これを最重要の角度とギャンは考えた。この45度ラインをギャン・ライ
-
以下にご案内するのは、いまさら記事にするのも気が引ける定番である。ただ最近、ギャン理論などについてネットで調べてみて、自分にとっての常識が常識として通用していないような気もしてきた。もはや定番も定番ではないかもしれない。無論、読んだことのない初心者の方もいらっ
-
SFにはSFファンがいて、ミステリーにはミステリーファンがいる。そういった意味では、私は経済小説ファンではない。 しかし、ブログのテーマに合わせて、私が読んで面白かった作品の中から経済小説と呼べるもの10作を選んでみた。 どちらかといえば、出版年の古いものが多い。どう
-
一目均衡表を日足で使うにしても、最近では次のような主張がある。 均衡表の考案された昭和初期には、週6日の相場取引があった。つまり基本数値9は1.5週を、26は1ヶ月を表すのであり、完全週休2日となっている現在では、基本数値を7と21に修正しなければならない、云々。実際、海外製...