2015/08/26
プライマリー・サイクルは、通常17~18週程度のものとされている。2010年6月の大底から2011年1月の底値までは、32週であった。これをプライマリー・サイクル2周期と考えるならば、1周期は16週前後ではないかと推定できる。
結論からいえば、ユーロ/ドルのプライマリー・サイクルは、17週と考えるのが妥当なようである。あるいは18週かと疑わしい点もあるが、オーブという曖昧さを含むサイクルを確定する作業は難しい。そもそも有意なサイクルを見つける作業が難しいのであり、難しさゆえに生まれた概念がオーブであるともいえる。
プライマリー・サイクルが17週であったとすれば、オーブを含む期間は14~20週程度となる。18週ならば、15~21週である。ここは大雑把に、オーブを含むユーロ/ドルのプライマリー・サイクルを14~21週としても構わない。以下の方法を用いるならば、多少、期間に広がりがあっても問題はない。
まず週足で、プライマリー・サイクル2周期目の終了を予測する。底値をつけた2011年1月から数えて、28~42週にあたる期間。 6つの波動のうち、この期間に終了するものを探してみる。なぜ2周期目なのか? 週足から探すのに、非常に具合がいいという以上の理由はない。1周期目の終了については、日足を見ての予測となる。
2011年1月の底値から34週目、8月末にF波が終了する。39週目にあたる10月上旬、B波とD波が終了する。B波とD波はF波よりも強く、しかも2つの終了が重なっている。とすればプライマリー・サイクルの終了は、この10月上旬であると予測できる。
結論からいえば、ユーロ/ドルのプライマリー・サイクルは、17週と考えるのが妥当なようである。あるいは18週かと疑わしい点もあるが、オーブという曖昧さを含むサイクルを確定する作業は難しい。そもそも有意なサイクルを見つける作業が難しいのであり、難しさゆえに生まれた概念がオーブであるともいえる。
プライマリー・サイクルが17週であったとすれば、オーブを含む期間は14~20週程度となる。18週ならば、15~21週である。ここは大雑把に、オーブを含むユーロ/ドルのプライマリー・サイクルを14~21週としても構わない。以下の方法を用いるならば、多少、期間に広がりがあっても問題はない。
まず週足で、プライマリー・サイクル2周期目の終了を予測する。底値をつけた2011年1月から数えて、28~42週にあたる期間。 6つの波動のうち、この期間に終了するものを探してみる。なぜ2周期目なのか? 週足から探すのに、非常に具合がいいという以上の理由はない。1周期目の終了については、日足を見ての予測となる。
2011年1月の底値から34週目、8月末にF波が終了する。39週目にあたる10月上旬、B波とD波が終了する。B波とD波はF波よりも強く、しかも2つの終了が重なっている。とすればプライマリー・サイクルの終了は、この10月上旬であると予測できる。
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