2016/01/16
Posted on 1/16/2016 by Shigehisa Tagawa in EUR/CAD, フーリエ変換による分析
ユーロ/ドルよりもユーロ/カナダドルの方が取引しやすいと、つねづね思っていたのですが、その思いを新たにしました。ユーロ/カナダドルの日足です。吹き上げています。
ただ、ここからの予測で迷っています。
12月22日がメジャー・サイクルのトップ、1月5日がボトム。その後、12月22日の高値を抜いていますから、これは上昇トレンド……と考えると展開が速すぎます。18週周期の通貨ペアであるなら、ほぼ計算通りの動きといってもいいのですが、ユーロ/カナダドルは約27週周期です。今回は、やや短めの周期である可能性もあるのですが……。
昨日15日は、12月22日からは二節、1月5日からは一節となっており、4月17日から引いた1×1ラインにも上値を抑え込まれています。ここをプライマリー・サイクルのトップとして、長めの周期で下がり続ける可能性もあります。どちらかといえば、この下降トレンドのシナリオを採用したいのですが、大して根拠があるわけではありません。臨機応変に対処するしかないでしょう。
15日をトップとした場合、次のボトムの予測日は46日サイクルが最小値となる1月28日、12月3日からの一期二節、2月2日、35日サイクルが最小値となる2月10日です。
Search
Popular Posts
-
以下では2013年にさかのぼり、フーリエ変換に一目均衡表、ギャン・アングルを用いながらドル/円の分析をおこなう。いわば、 フーリエ変換による分析の概要 の応用編である。現在のドル/円の分析については、 メールマガジン をご参照いただきたい。 一目均衡表を少しでも聞きかじっ...
-
伝説のトレーダーW. D. ギャンの分析手法の中でも、もっともよく知られているのはギャン・アングルであろう。 チャート上に45度の角度、つまりアングルで引かれたライン。価格と時間とが1対1で均衡したものとして、これを最重要の角度とギャンは考えた。この45度ラインをギャン・ライ
-
以下にご案内するのは、いまさら記事にするのも気が引ける定番である。ただ最近、ギャン理論などについてネットで調べてみて、自分にとっての常識が常識として通用していないような気もしてきた。もはや定番も定番ではないかもしれない。無論、読んだことのない初心者の方もいらっ
-
SFにはSFファンがいて、ミステリーにはミステリーファンがいる。そういった意味では、私は経済小説ファンではない。 しかし、ブログのテーマに合わせて、私が読んで面白かった作品の中から経済小説と呼べるもの10作を選んでみた。 どちらかといえば、出版年の古いものが多い。どう
-
一目均衡表を日足で使うにしても、最近では次のような主張がある。 均衡表の考案された昭和初期には、週6日の相場取引があった。つまり基本数値9は1.5週を、26は1ヶ月を表すのであり、完全週休2日となっている現在では、基本数値を7と21に修正しなければならない、云々。実際、海外製...