2015/09/10
Posted on 9/10/2015 by Shigehisa Tagawa in EUR/CAD, フーリエ変換による分析
このブログを始めた3月頃、ユーロ/ドルはなだらかな下降局面にありました。サイクルの見分けも難しく、代わりにユーロ/カナダドルの分析をすること、記事にも書いております。しかし、そろそろユーロ/ドルを見ていくのもいいかもしれません。
これまで見てきたユーロ/カナダドルは、どうするか。まだ決めていませんが、しばらくは分析を続けてみようと思います。ユーロ/ドル取引の参考にもしてください。
4月17日から上昇を続けていた、ユーロ/カナダドル。8月24日には長い上ヒゲをつけ、現在は下降中です。一目均衡表から見ると、その長い上ヒゲの中でE計算値1.5487を実現しています。4月17日の安値、7月10日の高値からとった計算値です。
4月17日から、安値をつけた7月30日までが75日、7月30日から8月24日までは18日。いずれも基本数値に近い日数です。 6月29日から8月24日までは41日で、これも一期二節に1日足りないだけの日数でした。下降局面へと移る条件は整っていたといえます。
フーリエ変換による分析-概要で述べた新しい分析法から、この相場を見ていきましょう。ユーロ/カナダドルのプライマリー・サイクルは、比較的長く、平均27週と考えられます。オーブを含めれば22~32週程度です。では、4月から開始したプライマリー・サイクルの終了時期は、いつ頃と予測できるでしょうか。
37週サイクル、17週サイクルが12月上旬に最小値をとりますが、これでは若干、オーブの範囲を超えてしまいます。 とすれば、24週サイクルが最小値をとる9月末、28日から始まる週の前後を終了時期とするのが妥当のようです。
つまり現在は、このプライマリー・サイクルの最終局面と考えられます。
日足データをフーリエ解析した結果を見ますと、9月22日に37日サイクルが最小値をとります。28日から始まる週の前週になりますが、これを一応のサイクル終了予測日として、チャート上に赤い垂直線で表示してあります。
ただし一目均衡表で補足しておくと、9月25日が6月29日からの65日、また7月30日からの一期二節となっており、この日も要注意です。 まとめれば、9月22日から25日までの期間へ向けて、この相場は下降し続ける。これが当面の予測となります。
抵抗帯上限の1.4365、半値押しの1.4292あたりが目標値となるでしょうか。
これまで見てきたユーロ/カナダドルは、どうするか。まだ決めていませんが、しばらくは分析を続けてみようと思います。ユーロ/ドル取引の参考にもしてください。
4月17日から上昇を続けていた、ユーロ/カナダドル。8月24日には長い上ヒゲをつけ、現在は下降中です。一目均衡表から見ると、その長い上ヒゲの中でE計算値1.5487を実現しています。4月17日の安値、7月10日の高値からとった計算値です。
4月17日から、安値をつけた7月30日までが75日、7月30日から8月24日までは18日。いずれも基本数値に近い日数です。 6月29日から8月24日までは41日で、これも一期二節に1日足りないだけの日数でした。下降局面へと移る条件は整っていたといえます。
フーリエ変換による分析-概要で述べた新しい分析法から、この相場を見ていきましょう。ユーロ/カナダドルのプライマリー・サイクルは、比較的長く、平均27週と考えられます。オーブを含めれば22~32週程度です。では、4月から開始したプライマリー・サイクルの終了時期は、いつ頃と予測できるでしょうか。
37週サイクル、17週サイクルが12月上旬に最小値をとりますが、これでは若干、オーブの範囲を超えてしまいます。 とすれば、24週サイクルが最小値をとる9月末、28日から始まる週の前後を終了時期とするのが妥当のようです。
つまり現在は、このプライマリー・サイクルの最終局面と考えられます。
日足データをフーリエ解析した結果を見ますと、9月22日に37日サイクルが最小値をとります。28日から始まる週の前週になりますが、これを一応のサイクル終了予測日として、チャート上に赤い垂直線で表示してあります。
ただし一目均衡表で補足しておくと、9月25日が6月29日からの65日、また7月30日からの一期二節となっており、この日も要注意です。 まとめれば、9月22日から25日までの期間へ向けて、この相場は下降し続ける。これが当面の予測となります。
抵抗帯上限の1.4365、半値押しの1.4292あたりが目標値となるでしょうか。
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